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2002年アルバイト

櫻井直子

山本のハンバーグ 札幌店店長
25歳で事務職OLから一風堂アルバイトへ転身。
4年後、正社員になりそのあとは長野3年、神奈川2年、東京2年と異動を経験。
山本のハンバーグ 札幌店店長/櫻井直子
事務職のOLからラーメン屋に。

事務職のOLからラーメン屋に。

18歳から25歳までは、今の私からは想像がつかないかもしれないんですけど、事務職でずっとデスクワーク。そんなに体は疲れていないはずだし休みもたっぷりあったのに、性に合わなかったのか疲れる日々でした。唯一の楽しみは、仕事から帰ってから飲むビール(笑)そこから、新しいことがやってみたくなって、学生時代もアルバイトは未経験だったにもかかわらず、25歳で人生初アルバイト!19、20歳の子たちと一緒にバリバリ働き、慣れない立ち仕事で足が棒になる毎日でしたが、それまでに感じたことがないくらい充実感があったんですよね。新しいことが起こるし、みんなで連携プレイをしながら部活をしているような感覚でした。
仕事をしていて一番楽しいことはスタッフの成長。

仕事をしていて一番楽しいことはスタッフの成長。

できなかったことができるようになったり、若い子も多い店なので人格がメキメキとレベルアップしていく様子を目の前で感じることができます。例えば、領収書を書く時にすごく字が汚いスタッフがいたんです。きっともっと大人になってから困るんじゃないかなと思って、漢字ドリルを買ってきて宿題を出したんです(笑)その後、スタッフは辞めて就職試験を受けていたときに面接官に「履歴書の字が上手だね」って褒められたと、泣きながら店まで報告しにきてくれたんです。小さなことかもしれないけれど、若いうちに関わった人によって、人生が大きく変わることもあるからこそ丁寧に向き合っていきたいなと思います。
うちの会社らしいなと思うところはありますか?

うちの会社らしいなと思うところはありますか?

みんなが「私が、僕がやらなきゃ!」という気持ちが強くて、貪欲で熱い人が多い気がします。仕事熱心で、自分が変えるという意気込みの人。やらされているという感じの人はたぶん一人もいなくて、みんなが当事者意識を持っています。例えば、山本のハンバーグのオープンの時にも、会社から言われているわけでもないのに、各店の店長が自分の店のシフトを勝手に調整して、「この日に手伝いに行けるからなんでもやるよー!」と声をかけてくれたりするんです。あったかいですよね。自分たちの会社という意識を社長以外もしっかり持っているというところが“うちの会社らしい”と思います。
仕事が忙しいと思いますがプライベートの時間はありますか?

仕事が忙しいと思いますがプライベートの時間はありますか?

仕事も大好きですが、実はお休みもすごく好きなんです。特に、旅行することが趣味で、無計画にその日の気分で一人旅するのがいいんですよ。飲食店で働いている時間が長いので、常に人と関わる生活だからこそ、気の向くままに旅をすることにハマったのかもしれません。海外も好きですが、日本のさまざまな地域に宿も決めずにふらっといくのが好きです。朝、ちょっと寝坊したってそれもそれでよくて、宿の目の前にあるバス停から聞いたことがない地名の場所までとりあえずバスに乗って、知らない土地に身を置いてみるんです。テレビ番組とかも、外国の方が日本にきて一人で頑張っているものとか好きなので、どういう状況になろうとも楽しみに変えるっていう感覚が好きなのかもしれません。

最後に一言ありますか?

山本のハンバーグはSTAY DREAMにとっても初めての業態でしたが、これからも進化を楽しんでいきたいですね。あとはスタッフやお客様ともゆっくり関わっていける店を作っていきたいです。まだまだやりたいこともたくさんあるので、丁寧に楽しく働きながら、まだまだ成長していきたいと思っています。
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